2011/03/07

それだけで 惹かれてまう このフォルム

温泉の帰り道、随分陽が長くなったなぁと 西の空を見上げたら
美しい弧を描いた三日月が 浮いていました。 赤ちゃんの爪の白いところぐらいほっそりとした月。

三日月は、新月後最初に出る月という意味で「朏(みかづき」という文字で表されることもあるそうです。

月は円の下側に弧を描いていたのですが、その延長線上にある円周まで周囲の空の色とは違うように見えました。 これは  なんというのでしょうか。  目の・・・錯覚?

月まわりで目の錯覚と言えば。

昇ってきたての月が異様に感じられるほど大きく見えてギョっとする時があります。

あれも不思議だ。 同じおっきさなはずなのに。

大きく見えるときも、小さく見えるときも 腕を思いっきり伸ばして5円玉の穴から 覗いてみると

いつだって見事にすっぽりはまる月。  不思議だ。

思いを巡らせた月にまつわるおはなしを一冊。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『つきのぼうや』

イブ・スパング・オルセン(さく・え)
福音館書店/¥1050

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと、したをみると、 おや まあ、いけの なかにも もうひとりの おつきさま


それが気になって仕方がないおつきさま

つきのぼうやをお使いへ。

ぼうやを したへ様子をみてこさせます。

こがねむし や たんぽぽのたね や色々なものに出会いながら 

とうとうぼうやは海の中にも もぐります。


不思議なことに ほんとに 下へ下へとぼうやが降りていっている感覚になります。

35㎝の本なのに。 どんどんどんどん降りてきます。 不思議。


不思議不思議、言ってるけど、「では何故そうなのか」というところまでは突き詰めず、
「なんとなく不思議」箱に入れておいて 忘れた頃にひらいては不思議がる

しがない性分です。

0 件のコメント:

コメントを投稿