2012/07/30

ふもとくんが、ホラ!
バッチになった!
石巻から帰ってきました。

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一箱本送り隊 石巻ブックエイド in STAND UP WEEK 2012

http://honokuri.exblog.jp/18460597/

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広島から夜行バスで東京へ、東京から夜行バスで石巻へ。
夜と夜をバスでくぐりぬけて、石巻へいってきました。

はじめての石巻でした。

津波や地震の爪痕は町の至るところに。
その中で毎日の生活を営む人の笑顔も至るところに。
隠された苦悩も隠しきれない苦悩も至るところに。


あったであろうものがない風景に圧倒され、
残された風景に胸が詰まった。

あったであろう風景を愛でてきた人の気持ちは、
この風景を前に 如何なるものか。

想像をすることしかできないけれど、
想像をすることはできるので、
できるだけ想像した。

それだけで精一杯の2日間でした。



一箱古本市も古本バザーも盛況でした。両日、涼し、…いやちょっと寒いくらいだったなぁ。
一日目は一箱古本市の店主として参加。
10時の開始を皮切りにぞくぞくと箱をのぞきにきてくださいました。
おとなも、子どもも。





会場の様子。お客さんきてくれて一安心 

麓の一箱
一箱古本市にははじめての出店でしたが、おかげさまで楽しく営業できました。
津波で本を全部流されたというお客様も数名。
アニメ版『赤毛のアン』をお孫さんにと全巻買ってくださったご婦人。
あとから差し入れに“ぽたぽた焼き”と“雪の宿 黒糖みるく”を持ってきてくださって。
うれしいやら、恐縮するやら、うれしいやらおいしいやら。
他の出展者の方やお客様と みんなでボリボリおいしくいただきました。

2日目は映画と絵本の「おはなしくらべ」に参加。
朝10時半の開始なのに、昨日とは打って変わって ひとっこが少ない少ない。
子ども、いやしない。
ひやひやしましたが、最終的にはいい具合に集まってくださいまして、ホ。
『かにむかし』たのしかったな。
映画の『おこんじょうるり』もよかったなぁ。
おこんもおばあちゃんもかわいかった。
(映画は全て岡本忠成監督作品)

今回、「東北シネマエール」さんと一緒に、はじめて「おはなしくらべ」
という試みをしましたが、面白かったですね。
それぞれの違いをたのしんでもらえたように思います。
また機会があればぜひ。

その後午後からは私も町を散策。
古本市とバザーを見ながら石巻の市立図書館へも行き、見て!


スタンプラリーもコンプリート!!(はんこかわいい)やったね。
ナカムラユキさんの絵本をいただきました。



イベントが終了して1週間が経ちましたが、まだまだまとまらない頭の中。
石巻では、会う人会う人が「石巻にきてくれてありがとう!」と。
「今は(外から)たくさん人が来てくれる。だからこそ今のうちに、吸収できる事はたくさん吸収しないと、これから石巻がやってきけるために。」という人も。

できる事は何か、考える。
考え続けること。
自分が望んでいる事は何か、考える。
忘れない事。


月並みなことばですが、
たくさんの出会いに感謝しました。

またきたいな、と思わせてくれる町でした。石巻。

イベントを主催してくださった方々、スタッフのみなさん、そして石巻でお会いすることのできたすべてのみなさんに感謝申し上げます。

ありがとうございました。


《追記》あんなに涼しかった石巻も、これから連日30℃を超すようです!
    各地あついあつい! みなさまどうぞご自愛ください。





□オマケ①□ サイレント映画の野外上映。活弁はじめてみた。や、すごいよかった。
ギターとフルートの生演奏付き。や、すっごいよかった。バスター・キートンに大爆笑の夜
□オマケ②□ 東京の一箱本送り隊の作業所。実用的な分類すばらしい。




2012/07/18

あと、何も 予備知識ないけど 気になる本

今日もあさ8時はすでにフルスロットルで夏を推してきてる。

本屋が読まずに本を紹介するのはどうか。けど、
いま、一番気になってる 絵本。 これ ↓ 

え…鮟鱇?

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『おしいれじいさん』
尾崎玄一郎(作)・尾崎由紀奈(絵)
福音館書店/¥410

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福音館書店の月刊誌《こどものとも(年中向き)》の2012年8月号(最新号)です。


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福音館ホームページより以下転載

ある家のおしいれに、魚の姿をしたおしいれじいさんが住んでいます。おしいれじいさんは、人間が眠る夜になると、おしいれの中で起きだし、おでこのライトをつけて遊びはじめます。おしいれの中の使わなくなった道具や古本は、じいさんのお気に入りの遊び道具です。人間が起きてくる朝まで、今晩はなにをして遊ぶのでしょう?

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気、気になる〜。 気、気になるアル〜。

早速今日チェックしに行ってきます。

さてさて、今週末は石巻です。
送る本たちの支度もあとちょっと。
















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一箱本送り隊 石巻ブックエイド in STAND UP WEEK 2012

http://honokuri.exblog.jp/18460597/

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こんな本たちと行く

麓information お知らせお知らせ 麓 石巻の巻

それから、もういっちょ。

久々の遠征です。

いっちょ石巻です。



















今週末、こちらのイベントに参加させてもらいます。

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一箱本送り隊 石巻ブックエイド in STAND UP WEEK 2012

http://honokuri.exblog.jp/18460597/

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東日本大震災により、なかなか読みたい本を読めない生活の続く人たちに 「必要な本を、必要なだけ、必要な場所に」届けるプロジェクト 「一箱本送り隊」さんを通じて、麓書店も参加させてもらうことになりました。

21日(土)は一箱古本市の店主として参加。
22日(日)はアニメーションと絵本の「おはなしくらべ」に絵本の読み手として参加します。

一箱古本市には、絵本だけではなく、小説・エッセイ・写真集・レシピ本など 持って行く予定です。食べる、旅をする、考える、悩む、籠る、楽になる、解放される、活性する( /される)、その中で日々の暮らしを営む。そんな「生きる」本を「生きてる」感じのする本を集めました。

とか言っても、「高尚な本」かというと そうでは全くなく。
『ミニチュア・ダックスフンドの飼い方』なんて本も混ざっています。
(中学生のとき、飼いたかったんだ。夢叶わず。今は猫が飼いたい。)
母から預かった阿部なをさんの『みそ汁にはこべ浮かべて……』なんかも 良いな と思います。高畑勲 演出、宮崎駿 場面設定のアニメブック『赤毛のアン』全5巻、なんてのもあります。


「おはなしくらべ」は映画上映会と読み聞かせを組み合わせたようなもので、「シネマエール東北」さんと協力して行います。アニメーションは岡本忠成監督のものです。作品は星新一原作のショートショート「花とひみつ」、それからご存知 「さるかに合戦」。このふたつの物語を 私は声に出して読む事で味わってもらう訳です。ひとつの物語を、映画でみたり、絵本でみたり。そうして楽しんでもらおうという企画です。

「さるかに合戦」については、絵本でもたーくさん出ているので「これっ!」という1冊を選びました。(案外すんなり決まった。)


当日は古本バザー、映画野外上映、手作りワークショップやカフェもでるみたい。
「石巻のまちなかに本があふれる」、賑やかになりそう。

さて、どんなイベントになるか、楽しみです。

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くわしくて新しい情報は・・・
一箱本送り隊 twitter → https://twitter.com/honokuritai
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2012/07/17

梅雨明けた! 夏のはじまり トマトさん



あーーつーーーい!!!

海にぼっちゃーん、したい。川にどっぷーーっん、したい。


トマトさんも、したかった。
「ころころぽっちゃん」と楽しげに川に転がっているミニトマトを横目に、
トマトさんは、出来ない。

なぜなら、からだが重いから。

なんて切ない理由でしょうか。

じりじりと夏の太陽に照らされて、トマトさんはいよいよ悲しくなってきます。
涙がでます。


↑ この迫力ですからね、悲しさも切なさも鬼気迫るものがあります。


作者はあの、『ひみつのカレーライス』の田中清代さん。
いいですね〜、好きですね〜〜。

トマトさん。。。川に入れるかな。 


今日は日本列島多くの地方に梅雨明け宣言が出されました。
いよいよ夏本番を迎えますね。

勢いのあるこの季節にぜひ読んでいただきたい 一冊です。

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『トマトさん』
田中清代(さく)
福音館書店/¥840

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ちなみに、わたしもさっき知ったのですが、この『トマトさん』。
公式ホームページがあるんですって。
ぬいぐるみまであるんですって。













…あるんですって。



2012/07/06

ぶーぶーと がたんごとんには 勝てません。



1歳3ヶ月の男の子が一晩うちに泊まってくれた。

従兄弟の息子。

急に高い熱が出て、夜に救急車で運ばれた。
びっくりしたけど、ぐったりしてたけど、
一晩経ったらだいぶ楽そうになって、声を上げ、階段を一生懸命のぼってる。
降りるのはまだ自力でできないから、
両手をのばした、のが嬉しかった。


今日車に乗って帰る。
どの子も健やかに育ってほしいと思う気もちは、まさに祈り。


はじめて会った、従兄弟の息子に贈った2冊。


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こかばさち(文)・わきさかかつじ(え)
福音館書店/¥735

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あかいろのじどうしゃが ぶーぶーぶー
あおいろのじどうしゃが ぷーぷーぷー
きいろいじどうしゃが ぱっぱっぱ

あざやかな色合い、音のくりかえしが目にも耳にも心地よいです。

あかちゃんでもめくりやすい厚めの紙でつくられています。






もう1冊は、「のせてくださーい」のあの本。
『がたん ごとん がたん ごとん』です。

ミルク瓶、こっぷ、スプーン、にゃんこものせてください。
つぎつぎと汽車に のせてください。


わたしが読んでいると、途中で小さい腕がのびてきて、
一気に最後のページまでめくるので
さっきまでちょっとしか乗っていなかった汽車がいきなり満員になって、
しゅうてんです。
おしまい。
という展開に。
その不条理さをわたしは楽しんでいました。

おしまい。

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安西水丸(さく)
福音館書店/¥735

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2012/07/04

「まかせろ まかせろ おれにまかせろ」

久しぶりに、ドンっときました。

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高野文子(作・絵)
福音館書店/¥410

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(もうこの表紙だけで掴まれているのだけど、)

これ、とてもいいです。

眠るのも かならずひとりですることだから、怖いときがあります。
大人の私でもあります。

あったかくて、やさしい  安心した気もちで毎晩眠りにつけたらいいけれど。


「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん 

あさまで よろしくおねがいします あれこれ いろいろ たのみます」

いろいろ たのみます。おねがいするんです。
神様にお願いしてでも手に入れたいものです。

おしっこ、こわいゆめ、寒くないようにしっかりあっためて。

「まかせろ まかせろ おれに まかせろ」


なんて頼もしいことか。

「まかせろ まかせろ おれに まかせろ」


くり返し唱えられるこのささやきが、まるでおまじないのように響きます。


寝具との会話だけで成り立つこのシュールな世界を
極めて温かく、自然に、見事に描ききったのは やはり 高野文子さんだからこそだと。
(そう。あの、漫画家 高野文子さんです。)


シンプルな描線で、こんなに豊かで奥行きのある絵本ができるんだ だ 脱帽。



– 副交感神経の働きを促す系絵本 麓認定 –



(あのー、すごくわかりにくいと思うけど、個人的にはこの絵本を松山ケンイチ氏に青森弁で読んでもらいたい。質朴にして淡々と。)